各 位 平成19年1月19日
J I T R A D_______
理事長 安達幸詔


ベトナム技術者受入WG議事録

 

1. 参加者
1)ロジックの佐藤氏、2)S21の田辺さん、3)MMの松尾氏、4)NISの堀越氏、
5)個人資格で福島氏、6)ア−ベルの佐藤氏、7)ウィンズの梅木氏、8)木村弁護士、
9.10)アイビ−ア−ツの井上氏・黒岩氏、 11)早稲田大学の阿部先生、
12.13.14)RDXからは安達、阿部、藤巻の三名
2. 提出資料
1) 「外国人技能実習性受入れに関する一般的な知識」…安達作成
2) 「ベトナム学生受入れについて」        … 同上
3) 「ベトナム人学生の受入れまでの当面の日程案」 …阿部先生作成
上記の資料の下で説明等が為された。
3. 確認及び検討事項
1) 阿部先生からの説明内容と要望事項
a. 今回のベトナム学生紹介は、組合参加会社ヘの正社員採用を前提としている。
b. 給与等の労務条件は、日本人の新卒者採用と同様に考えて欲しい。
c. 入管法との関係があるので、初年度は 1ケ年だけど、
次回以降は、 3ケ年毎に就労更新手続きを取ることで長期就労は可能である。
d. 紹介する学生の質的な面で言えば、単純に比較することは難しいが、
日本で言う「東大や東工大クラスの学生達」に値すると考えてもよい。
e. 今日提示するスケジュ−ルだと、
1. 今期 1日でも早い人材募集に結び付けたければ、 3月末迄に契約することで
現状ベトナムで抱えている学生数からして、オファ−は可能な状態である。
学生は、今期 8月末頃には渡航準備ができ、 9月初旬には渡航可能となる。
2. 費用面では、教育費用として 753,000円/人が掛かる。
支払方法は契約時 1/2額、途中で 1/4額、採用時には残りの 1/4額となる。
3. 今期採用を目指すなら、 4月中旬頃には採用候補者を決めなければならない
から現地に出掛け、学生に向けて会社のプレゼンをしなければならない。
4. 採用候補者を選定したら、勤務場所の確認と採用者本人の様子確認を兼ねて
約 1ケ月位の期間を以てインタ−ンシップを実施することができる。
但し、渡航費用や日本での住居並びに生活費等は、会社が全て負担する。
5. 上記内容に関連する詳細事項や、気に掛かる事項があれば、
次回のWGで確認して頂ければよい!と思う。
当初の考えでは、
今期は諸々の受入準備期間と考え、来期から本格的に受入れると考えていたが、
先生の説明で判明したことは、
要望があれば、今期秋には就労可能な学生が居る!と言うコトが判った。
f. その他事項
1. ベトナムでの日本語教育は、どんな様子なのか?
当初は、AOTSや外務省関連の教科書を活用し教育していたが、
最近は、実際に会社に入って使える日本語教育に徹することに気が付いて
独自のカリキュラムの下で独自の教育をしている。
2. 今回の様なベトナム学生の紹介チャンスは、どの様に考えたらよいか?
この様な就職紹介は、年二回と言う単位で活動している。
例えば、今期秋は早過ぎるが、来期春にはお願いしたと考えるならば、
上記スケジュ−ルに半年分を加算した時期で考えれば、大枠のスケジュ−ル
は見当が付くはずである。
…いずれにしても、詳細は阿部先生宛てに確認して欲しい。
3. 受入れに当たって、会社が用意しなければならないモノは何か?
外務省のHPに詳細に記述されているから、そこからダウンロ−ドする方が
最新情報の雛型になっているはずので確かである。
4. 手続き上の件だが、採用決定し受入れるにはどれ位の期間がかかるのか?
「在留資格認定証明書」では申請し、交付までに45日位は掛かるし、
この証明書持参で「ビザ」申請しても、 2週間位は掛かってしまう。
5. その他、参考事項としては、
(1)阿部先生の会社は「職業斡旋に伴う資格認定」を申請し承認されるから
  来月 2月初旬頃からは、ベトナムからの留学生などを含めてた在日の
  ベトナム人(約2000人位は居る)の職業紹介が可能となる話があった。
(2)ベトナムの大学制度とは、四年制と五年制の二つの制度がある。
  今回紹介されるベトナムの学生は、『ハノイ工科大学』出身者なので、
  五年制だそうだ。
(3)また、ベトナムの大学の卒業時期が6月なので、一般的な就職活動では
  ベトナム国内だと日本などの環境とは大きく異なっていて、卒業 3ケ月
  ほど前の 3月頃から動き始めて 2〜3ケ月位で決着を付けてしまう様に
  短期決戦型だそうだ。
4. 次回会議
1) 日 時 2月23日(金)Pm3:00から
2) 場 所 第一回目のR会議室
3) 内 容 ベトナム学生受入れ検討会
…5時には、この「W・G検討会」を終了させ、
 以降5時半からは、「組合の定例会」を開催します。

以 上

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